今日も今日とてお散歩に出かけました。先日お話しした「よければどうぞBOX」:ドイツでは不要になったものをダンボールなどに入れてストリートや玄関先に置いておく習慣があります。自由に持ち帰って(拾って?)よし。の店舗版があるとネットで知って行ってみようと思い立ったのです。
現在私の「あわよくば欲しいものリスト」にあるのは
・コーヒーのハンドドリッパー
・コーヒーミル
・取り皿にちょうどいい感じの小さめのお皿
・キャンドル
なにか出会いがあればいいな〜と思って覗きに行きました。
ただ調べてみると定期でオープンしているわけではなさそう。サイトでオープンしている時間を調べましたが、「本当にあってるのかな?ドイツのことだから不発で終わる可能性もあるな」「てかがめついと思われないかな?」「なんか日本人に会っちゃったらちょっと恥ずかしいな」など無駄なことを考えてしまう性格なのでうっかりネガティブになって行くことすらやめようかと迷ってしまいましたが、行ってみるとけっこう人がいてちょっと安心(笑)
やや暗めの店内には色々なものが分類して置いてあります。うす〜く古着屋やリサイクルショップに特有のにおいがあり、そこにほこりっぽさが追加されている感じです。手前にはパズルやゲーム、インテリア系のものや食器、奥には靴やブーツ、さらに奥に洋服や子どもちゃん用の服や小物が置いてあります。入ってすぐの箇所は特にやや乱雑な印象を受けましたが、補助金と寄付金、そしてボランティアの方々により運営されているようなので(受け売り)期待する方がおかしいか。
残念ながらお目当てのものも運命的な出会いもなく店舗を後にしましたが、「売るほどでもない(または売れない)けど捨てるよりは誰かとご縁があれば」というこの習慣、私はとても大好きです。日本に帰る時や自分にも不要なものができたときには私もおなじようにしたいな。
そしてほしいな〜と思って歩いているといつか出会えるのがまた不思議でもあるのですが、すぐになくなるので出会ったら即座の判断を求められます(笑)なんでもそれらを片っ端から回収してフリーマーケットで1€などで売る人もいるんだとか。
ちなみに最近お出迎えできて嬉しかったのはヨガマットです。(もしかしたら前の持ち主のお宅では違う使われ方をしていたかもしれません、自転車を置くとか、ペットの安らぎ空間とか?)結構汚れていたので拾ったくせに数日放置してしまったのですが、洗ったら綺麗になったし嬉しみ。寝る前には携帯もパソコンも閉じて、キャンドルを焚いたその柔らかい光の中でゆったりとストレッチやヨガをする…のが今後の目標です。
もちろん普通の中古やリサイクルショップ、古着屋も存在します。リサイクルショップや古着屋って入った時に独特なにおいがしませんか?国内でどこに行っても同じにおいがするのに特に不思議はなかったのですが、国が違っても同じにおいがするのかと知った時はけっこう衝撃でした。私にとっての不思議のひとつです。
今日もドイツを楽しみました◎